2011年7月26日火曜日

私の家族 ①

 父とケンカをして、最近一人暮らしをはじめました。
けれども実家にいる愛犬吾郎に会いに、父の育てている無農薬野菜などの食糧を調達するために、頻繁に実家に帰る私。。

そして、一昨日もケンカ勃発。  ことの原因は、台所で「サバの煮つけ」を発見したところから。   うちの家族(父、母、姉)は、お世話になったお医者さん(西原克成先生)の影響と、動物たちにたいする私のしつこい説得により、動物や健康のために基本ビーガンとなってくれました。
けれども、やっぱりたまにこういうものを食べているのを見ると心が動揺し、何か言わずにはいられないのです。
だって、食べなければ殺されない命だから。 これで又1匹殺されてしまうから。。

「魚くらい、いいだろう。」  これは、父に限らずよく耳にする言葉です。
でも、魚だって苦痛を感じているのです。  魚は異質に見えるし、叫び声をあげられないから、同情されにくいのかな。。

英国政府動物福祉アドバイザーのブルーム博士は、「解剖学的にも肉体的にも生物学的にも、魚が傷みを感じるシステムはほぼ動物と同じ」 と言っています。
オーストラリアの調査では、魚は追われたり閉じ込められたり威嚇されると、心拍数が上がり呼吸が速くなり、アドレナリンが放出されることがわかりました。
これは人間がストレスを感じた時と同じような反応で、魚も恐怖を感じているのです。
(これについては異論もあるようですが、苦痛を感じていることがはっきりと証明されない限り、なにをしてもいいという理由にはなりません。)

又、魚を食べることによって起きる健康被害も考えなければなりません。
肉と同様に魚も食物繊維が全く含まれてなく、腐った便を体内に滞留させます。

今日、人間が流した産業汚染などの結果、魚は世界のどこでも、体内に水銀など有毒な化学物質を蓄積しています。
私たちは魚が住んでいる汚染された水を直接飲むことなど、とてもできないでしょう。
しかし、魚はその有毒な化学物質を吸収し、体内の組織に蓄積します。 そして、人間はその魚を食べることにより、有毒な化学物質を吸収することになります。 
生物濃縮の原理で、最終捕食者になればなるほど毒素の濃度は上がっていきます。
それらの化学物質には、致命的な疾患を引き起こすPCB、発がん性のあるダイオキシン、放射性物質など、特に水銀は微量でも神経組織に損害を与えることが科学的に証明されています。  ( アメリカンベジタリアニズム より)

それから、捕鯨問題はじめ 「 SEA KILLER 」と言われる日本の乱獲、世界的にも人間が自然の生産能力の限界を超えた過剰捕獲、汚染などにより、今日では海の3分の1が壊滅状態にあります。
「 このままでは、あと50年で海から魚が消えてしまうだろう。」 と、米国のライフサイエンス誌に発表され、国際的な研究者チームが警告も出しています。

家族だから言いたいことを言い合う分、言い争いも多くなるのだろうな。。 言い過ぎてしまったところはゴメンナサイ。 でも、動物たち(魚なども含む)の問題は譲れないのです。  わかってほしいな、お父さん。。

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