「ビッグイシュー」という、ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌です。
今までこの雑誌の存在はなんとなく知ってはいたのですが、まだ読んだことはありませんでした。
読んでみてびっくり^^ 内容が充実していて、とても面白かったです。
毎回組まれる特集(日本熊森協会の森山まり子さんを迎えてのナショナルトラスト法の提案なども!)や内外の社会問題など硬派なものから、音楽や映画の情報、インタビュー、人気のある「自閉症の僕が生きていく風景」をはじめいろいろな分野の方のコラムや、個人的にも好きなホームレスによる人生相談などなど、、、内容盛り沢山です。
人生をあきらめないで、マイナスの社会的条件を未来のプラスに転換していける内容作りをコンセプトとしているので、読み終わった後、なんだか前向きな気持ちになれました。
Mちゃんは、精力的に動物愛護活動をしているかたわらで、人権問題にも関心が高く長期にわたってホームレスの支援活動なども行っています。
「人権問題」と「動物の権利」は直接には関係がないかも知れませんが、社会的弱者の権利など共通する問題を抱えています。 失業や貧困が生まれてる格差社会の中で、種差別、動物であるがゆえに、抵抗できない動物に対し、お肉や毛皮、実験に使われる経済動物たちは、人間の利用のためなら虐待さえも正当化されています。
動物の権利系ビーガンは、人間と同様に苦痛や恐怖、飢えや渇き、寂しさや喜びなどの感情を持つ生き物に対して、人間による搾取や虐待をなくしていくために、ビーガンの道を選択し動物の権利運動なども行っています。
ビッグイシューは、動物愛護の先進国でもあるイギリスで生まれました。
国際記事については、イギリスを中心に世界28か国のストリートペーパーと連携して編集されるので、貴重な情報も読むことができます。
ビッグイシューは、全国の主要な駅や交差点などでホームレス本人が販売し、一冊300円で、そのうちの160円がホームレスの方の収入となります。
愛知県では、名古屋駅笹島交差点レジャック前や旧松坂屋前、栄三越久屋南口ポスト付近や中区役所前、金山駅南口、伏見駅4番出口付近など、そのほか札幌、仙台、千葉、東京、横浜、埼玉、金沢、京都、大阪、神戸、広島、福岡、鹿児島などで販売しています。
まだビッグイシューを手にされたことがない方、是非購読をおススメいたします。
ホームレスの方(さとうさん)が一枚一枚手書きで書かれた半紙が差し込まれていました。 達筆だなぁ。。。
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