2012年6月17日日曜日

襟裳岬ゼニガタアザラシの殺処分に抗議を!!




6月17日から環境省によりゼニガタアザラシの殺処分がはじまります。
何の罪もないアザラシ達がなぜ殺されなければならないのでしょうか。 
アザラシ達の住処に土足で足を踏み入れ、縦横無尽にふるまう人間。
親子でふれあう幸せなひとときの先に、どれほどの恐ろしい時間が待っているのかと創造すると、、、許せない思いです。  
改めて思います。 人間ほどの害獣はこの世にはいません。

動物愛護仲間みどりちゃんより
転載(国際NGO LIA)です。 拡散をお願いいたします。

北海道襟裳岬の絶滅危惧種「ゼニガタアザラシ」は北海道内に1000頭ほど、襟裳岬には600頭ほどしか生息していない生物です。

600頭しか生息していない襟裳岬のゼニガタアザラシを400頭が適正頭数だとして200頭も殺そうとしています!

環境省が絶滅危惧種を殺そうという事の裏には、漁業被害という名目があります。
一部の漁師と政治家が絡んで環境省に働きかけ、予算を取っています。

しかし、そこには漁師(人間)の乱獲という問題があり、ゼニガタアザラシが問題で近海の海洋資源が減っているという事ではありません!


LIAは、これを取材する為に襟裳岬に行こうと考えていますが、殺処分が行われるのが6月17日から6月22日までの間で、情報提供者、協力者を求めています!

連絡先 LIAメールアドレス
info@ngo-lia.org


LIAホームページ
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1652135.html


抗議の電話は下記へ。

襟裳漁業協同組合
電話:01466-2-2211
アドレス:http://www.jf-erimo.or.jp/

環境省
電話:03-3581-3351
アドレス:http://www.env.go.jp


〇続けて動物愛護仲間あっきーさんからの転載です。

転載
私も以前、環境省へ問合せを行ったので、その際に纏めた情報を記載します。 

絶滅危惧種アザラシ、試験的に捕殺…漁業被害で : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

※上記URLではニュース記事の一部がご覧頂けます。 

【ゼニガタアザラシの情報】

・日本に唯一生息しているアザラシ(他にも居ますが、定住タイプ)

・絶滅危惧種ですが、世界的に見ると数は多く、絶滅危険度は軽度(あくまでも世界的に見た場合)

・過去、天然記念物に指定する動きもあったが、地元漁師から反発され見送られた経緯あり、基本的に駆除を求めている。

・地元には、えりもシールクラブと言う、アザラシとの共生を考える会があります。

上記以外で気になる記載(ゼニガタアザラシwiki引用)

 『1980年代前半にゼニガタアザラシの個体数が約200頭ほどに激減し、日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)の羽山伸一助教授(当時)が水産庁に保護の対策を講じてほしいと進言したところ、当時の担当官に「そんな害獣はむしろ征伐しなければならない」といわれたそうである。』 


【私から環境省の問合せ】

①.ゼニガタアザラシの問合せは多く入っているのか?

②.捕殺開始時期はいつか?また、どのように殺処分(方法)するのか?

③.600頭を400頭(適正数)へ間引きするとの事ですが、性別や世代等を考慮せずに200頭捕殺した場合、種に壊滅的な打撃を与える可能性について、どう考えているのか?

④.日本は熊などもそうですが、直ぐに殺して解決しようとしますが、動物保護を目的とした代替案等、環境省では検討されないのか?

⑤.そのような中、絶滅種のトキには年間600万も税金投入しており、明らかに違和感を感じます。環境省内で、トキの保護プロジェクトは、どう言う扱いになっているのか?


【担当者からの回答】

①.多いと言う事もないが、数件入っています。

②.現状は未定、処分方法についても検討中、地元と十分協議した上で決定します。

③.あくまでも数は目安であり、一律200頭捕殺した場合の打撃なども指摘通り認識している。数についても確定はしていない、今回はマスコミが捕殺を全面に報道したので、そのような印象を与えるが、まだ検討段階です。

④.地元漁業の強い反発もあるが、保護しようと考えてる方達もいらっしゃるので、定置網の強度向上や周波数での追払い装置の設置等も視野に入れ検討中(※音響では効果無し)。

⑤.担当では無い為、詳しい事は言えないが、昔から取組みをしており、他の絶滅危惧種も取組みしてないわけでは無い、野生動物保護の象徴かと言われれば、そう言う側面もありますが(※基本的には濁されました)。

                        ノーズ トゥ ノーズ

         アザラシの親子が互いに匂いで確認しあうことを、「ノーズ トゥ ノーズ」 と言うそうです。


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